飾り馬
(太田市竜舞字塚廻4号古墳出土)
この4号古墳を含む塚廻り古墳群は、昭和52年に行われた土地改良事業にともない偶然水田下より発見され、県教育委員会により発掘調査が行われた。調査の結果、7基の古墳が確認され、内3号古墳の一部と4号古墳をあわせた1,200㎡は公有地化され4号古墳については、県の指定史跡として保存・整備が図られました。古墳のある場所は太田市竜舞字塚廻り3,089番地ほかに所在していますが、この塚廻りの小字は古墳に因む地名であると推定されます。
古墳群から出土した埴輪類は、ここのすぐれた造型と埴輪がなぜ古墳に立ち並べられているか、その理由を理解する上で高い評価を有していることから、昭和60年6月6日付けで国の重要文化財として指定されました。現在は県立歴史博物館で保管・展示されています。